ステロイド混入化粧品に関する独り言その2
中国語ちゃんと勉強しておけば良かった。。。
中国で市販されているステロイド入り軟膏、特にプロピオン酸クロベタゾール(デルモベートと同じ成分ね)はいくつかあります。
「順峰康王」は先日書きましたが、これ以外にもありました。
「恩肤霜」「酮康他索乳膏」「复方酮康唑(新亚康王)」
それぞれどんな成分になっているかと言うと
「丙酸気倍他索軟膏(恩肤霜)」プロピオン酸クロベタゾール0.02% もしくは0.05%
「酮康他索乳膏」ケトコナゾール1%(メーカーによっては1.5%)、プロピオン酸クロベタゾール0.025%
「复方酮康唑(新亚康王)」ケトコナゾール1%、プロピオン酸クロベタゾール0.05%
ちなみに
「順峰康王」はケトコナゾール1%、プロピオン酸クロベタゾール0.025%
日本におけるステロイド混入化粧品のプロピオン酸クロベタゾールの濃度が0.025%と0.05%の2種類あるのは、中国には「酮康他索乳膏」と「复方酮康唑(新亚康王)」があるから。
また、ケトコナゾールの濃度がずれるのは「酮康他索乳膏」のなかでメーカーによって濃度が変わるから。
(ほらやっぱり乾燥して濃縮されたわけじゃないじゃん。)
ちなみにがいようクリームのプロピオン酸クロベタゾール0.039%は中国で売られている商品でそんな濃度の物がないから、どれかを他のクリームで薄めたんでしょう。
もともと、がいようクリームの元となる保膚膏は、中国の皮膚科の教科書に載っているような有名な漢方だったみたいです。
プロピオン酸クロベタゾール0.05%の「丙酸気倍他索軟膏(恩肤霜)」か「复方酮康唑(新亚康王)」を律儀に「保膚膏」で薄めたんですかね。
となると
がいようクリームには必ずしもケトコナゾールが入っているわけではなさそうです。
「复方酮康唑(新亚康王)」を薄めて作った時だけ、混入するわけですね。
以上より
がいようクリームに1.5%ケトコナゾールが含まれる推測は私の調査不足でした。
「丙酸気倍他索軟膏(恩肤霜)」を薄めて作った場合は含まれないですね。
謹んで訂正致します。
どの商品も数十gで100円以下ですから、粗利9割以上の商品になります。
何度も何度も日本に出回る理由が解ります。
儲かるから、ですね。
一度、全部まとめてHPLCにかけるとピークのパターンからどれとどれが同じ商品か解りますよ。
(とまた、関係者の方へのコメントです。)
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