カテゴリー「アトピー治療に成功する3つの心構え」の4件の記事

許す

向き合って逃げないことが出来たあなたには、アトピー治療に対する強い芯が出来ていることと思います。

しかし、強いだけの芯はポキッと折れてしまう危険性があります。

もっと強く、折れない芯をつくる為に、これからも向き合って、そして絶対に逃げないと決意する。

どこまで強くなれば折れない芯ができるのでしょうか。。。

硬く強いものには、それを打ち砕く、より硬く強いものが現れる可能性があります。

一番にならない限り、折れない芯にはなりません。

万が一、折れてしまった時は、もう戻ることの出来ないダメージを受けることになるかもしれません。

アトピーの治療自体を諦めてしまったり、アトピーやステロイドを恨んでしまったり、心が病気になってしまったり。。。

アトピー治療に成功する3つの心構え

最後のステップは「許す」です。

外用をさぼってしまった自分

血が出るまでかきむしってしまった自分

悪化した湿疹部位

これらを一旦、許すこと。

「しょうがない。また明日から頑張れば良いや。」

そう思える気持ち。

人間誰しも、他人、時には自分を許すことが一番難しいと思います。

「許せない」パワーは世の中を変える力になりますが、「許す」ことで変わる世界もあります。

アトピーの治療では最後「許す」ことが必要になります。

慢性の病気は良くなったり悪くなったりするのが特徴です。

正しい治療をしていれば、いずれその波は小さくなり、消えていきます。

悪くなってしまった一時を許してあげることで、また前にすすめたりします。

まずはきちんと向き合う。

苦しくても逃げない。

でも最後は許す。

今やっている治療は間違っていない。それでも調子が悪くなる時期は来る。だから、その時は「しょうがない」と思って許す。そして、また次の日から続きを始める。

なんだか当たり前のことを書いてしまいましたが、「向き合う」「逃げない」「許す」というのは全てにつながる気持ちの持ち方なのかもしれません。

好きな人と向き合って、嫌なところが見えてきても逃げないで、最後は許す。

そうすることで「通じ合っている」と感じたりするんじゃないかな。

家族におきかえても、仕事におきかえても、同じ。

一歩ずつ前進する為には、必要なことだと思います。

「許す」これは本当に難しいことですね。

一生向き合っていかないといけないテーマなのかもしれません。

以上が「アトピー治療に成功する3つの心構え」です。

あなたはどのステップまで共感することが出来ましたか?

「そんなの無理だ。」

そう思うステップが、次にあなたが超えなければいけない壁ではないでしょうか。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

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逃げない

「外用って手間がかかるし、何か楽な方法ないかな。。。」

「この健康食品でアトピー良くなるなら、皮膚科通院するの面倒くさいしやめよう。。。」

アトピー治療に成功する3つの心構え

2つめは「逃げない」です。

何事も、うまくいく事もありますがうまくいかない時もあります。

「向き合う」と、うまくいかなかった時の心のダメージは大きくなります。

また、ずっと「向き合う」ということは大変で、しばしば疲れます。

こういう時、人は楽な方に流れてしまいがちです。

理由をつけて苦しい事から逃げてしまいます。

「市販の保湿剤だけじゃダメかしら。。。」

あと少し、正しい治療を続けていればゴールにたどり着いたかもしれないのに、直前で、勝手にゴールに着いたと思ってしまう。

標準的な治療から逃げてしまいたくなる時期は誰にも訪れます。

しかし、標準的な治療こそ継続することに意味があります。

肌をなるべく良い状態に保ち、去年よりも今年、今年よりも来年、奇麗な肌をつくれるように日頃から努力します。

地味です。

でも、確実で、安全な治療です。

ゆっくり着実に進んでいく事が、結局はアトピー治療の一番の近道です。

「3ヶ月ですべてが変わる。」

魔法みたいなウソの言葉に惑わされて、地道さから逃げてはアトピーは良くなりません。

スキンケア、外用の仕方、ひとつずつしっかり自分のものにしていく。

こつこつ続けていく。

継続は力なりです。

でも、苦しいです。

逃げたくなりますよね。

なので、僕は「向き合う」ことが出来て、しばらく経過した患者さんには診察でエールをおくります。

辛くなって逃げたくなる時期には、伴走者のサポートが必要なんです。

「ちゃんと前に進んでいるよ。」

「これは良いペースなんだよ。」

「大丈夫、ゴールまで一緒についていくよ。」

診察しながら、患者さんの話を聞きながら、ちゃんとゴールにたどりつけるように声をかけます。

アトピーを上手に治療出来る皮膚科医は、この伴走がとっても上手な先生じゃないかな。

一人では逃げてしまいそうな時でも、誰かが横からエールをおくってくれれば頑張れます。

僕はブログで、皆さんのアトピー治療の伴走が出来たら良いな、と思って更新をしています。

ゆっくりと着実に、一緒にすすんでいきましょう。

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向き合う

医師「調子はどうですか?」

患者「リンデロン5本ください。」

医師「ちょっと皮膚見せてもらえますか?」

患者「あ、いつも通りです。今日はお薬だけもらえれば良いです。」

アトピーの患者さんの中には、こうやって薬さえもらえれば十分という方達がいらっしゃいます。

これでは正直言って良くなりません。

アトピーを治療する最初の心構えが出来ていません。

「アトピー治療に成功する3つの心構え」

まずは「向き合う。」

アトピーとはどんな病気なのか、どういう治療をするのが一般的なのか、ステロイドってどういう薬か。

僕のブログを読んでくれている方は、ここはすでにクリア出来ていますね。

ではこれはどうでしょう?

「肌は普段からざらざらしているがあまり気にしていない。」

「毎年、この季節になると湿疹が悪くなるが、放っておいてもよくなるので別に何もしない。」

「悪くなった時だけ皮膚科に行って薬をもらう。」

うーん、こういうのは残念ながら向き合っていません。

思い当たる方が少し出てくるんじゃないでしょうか?

解説①
「肌は普段からざらざらしているがあまり気にしていない。」

ざらざら乾燥肌は湿疹の予備軍です。

いわば枯れた野原のような状態。どこかで湿疹という火事が起きればすぐに燃え広がります。

普段からしっかり水をまいて(保湿剤の外用)、火事(湿疹)を予防しましょう。

解説②
「毎年、この季節になると湿疹が悪くなるが、放っておいてもよくなるので別に何もしない。」

湿疹は炎症です。そしてダメージでもあります。

肌がダメージを受ければ、その分もとに戻るまで時間がかかります。

あまりにもダメージが繰り返されると、皮膚がごわごわ(苔癬化)し湿疹がおきやすい肌になります。

勝手に治るから良いでは不十分で、出来る限りダメージが少ないレベルで湿疹を抑えることが良くなるコツです。

解説③
「悪くなった時だけ皮膚科に行って薬をもらう。」

湿疹が出ている時だけ治療すれば良いと言う訳ではありません。

普段のスキンケア、外用の仕方やタイミング、そういった全ての事が把握出来て初めて自分で管理出来る状態と言えます。

湿疹が悪化するにはそれなりの理由があって、もしかしたらあなたのスキンケアはなにか間違っているかもしれない。

良い状態の時に、このままの良い状態を保つ方法を教わる事も大事なのです。

このように「向き合う」って意外と難しい。

えいっ、と下っ腹に力を入れて、取りかからないといけません。

患者さんの「ちゃんとやってますよ。」というレベルが専門家とはしばしば異なる時があります。

専門家のいうところの「ちゃんと治療する。」というレベルまでおつき合いする。

これが「向き合う」ということです。

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アトピー治療に成功する3つの心構え

アトピーの患者さんを診察していると、いろいろなタイプの人がいる事に気がつきます。

最終的に治療がうまくいって、僕の外来を卒業された方達に共通して言える事は

「しなやかで強い芯を持っている。」

人たちでした。

硬くて硬くて、でもポキッと折れてしまう危険性がある芯より、どんなに外から力が加わろうと折れる事のない、しなやかな芯の方が「強い」と言えるんじゃないでしょうか。

「しなやかで強い芯」

言うのは簡単ですが、では実際にどうやって作るのか。

アトピー治療の取り組み方として、どんな心構えでいたらうまくいくのか。

これから何回かにわけて解説していこうと思います。

題して

「アトピー治療に成功する3つの心構え」

ちょっとセンセーショナルな言葉の使い方で恐縮ですが、気持ちの持ち方としてとても大事な事ですので時間をかけて解説していきます。

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