カテゴリー「経皮毒」の5件の記事

信仰としての経皮毒

経皮毒って、科学をしたことがある人ならすぐ解るくらい

稚拙で貧弱な理論武装しかしてないですよね。。。

それでも、どうしてここまで広まっているかというと

経皮毒を信じている人たちがいるからだと思います。

僕は自分でサイエンスをしているので解りますが

科学は決して完璧ではありません。

科学で証明できないものも、まだまだ世の中には沢山あると思います。

でも、科学的でないものより科学的なものの方がウソが少ないのも確か。

科学的思考で物事を判断すると騙されない確率が高い。

自己防衛の為の科学的思考っていうのは、本当に大事だと思うんですよね。

僕が、経皮毒を認める唯一の解釈は

宗教としての経皮毒

です。

科学的にはどうでも良い。

皮膚に界面活性剤がたまるなんていうデータはなくて良い。

某社使用の界面活性剤の方が、皮膚の脂肪への蓄積が少ないかどうかなんてどうでも良い。

皮膚から吸収される成分のほとんどが、肝臓で代謝され、また皮膚の垢となって排泄されることは知らなくて良い。

私は経皮毒を信じてます。

っていう宗教。

理屈はいらない、私はすべてを信じているの。。。という感じですかね。

宗教としての経皮毒なら僕も認めます。

日本には信仰の自由がありますしね。

某社の高いシャンプーも、「お布施」と考えれば納得できるし。

いっそのこと宗教団体になったら良いのにねぇ。

そしたら、みんなにこんな文句言われないでしょ。

経皮毒っていうのは、

人々の不安を煽るには、あまりにも稚拙なんです。

グループの上の方の人たちが、シメシメって笑ってる姿が目に浮かびます。

だめよ、こんな簡単なニセ科学に引っかかったら。

こんなグループにお伏せするくらいなら

同じお金かけて、おいしいものを食べに行ったり

家族旅行するとかした方が、よっぽどストレス解消になって健康になるし子供の為ですよ。

シャンプーや歯磨き粉なんてちっさなことに目を奪われすぎたら駄目ですよ。

以上

経皮毒の信者の方から勧誘を受けてる人たちへのアドバイスです。

経皮毒を信じている人たちに信仰の自由があるように

皆さんにも騙されないための知る権利があると思いますので、ネットにログとして残しておきます。

応援の1日1クリックお願いします。

ご意見ご感想はskinnext@yahoo.co.jpまで

|

シャンプーの匂い

いやぁ、面白い小冊子を見つけました。

「出口のない毒 経○毒」

医学博士監修のこの本、非常にクオリティが高い。

久しぶりにヒットしました。

笑いのセンス抜群の小冊子になっておりますので皆さんに紹介させていただきます。

楽しい冗談がてんこ盛りはいっている本なのですが

残念なことに突っ込みはのっておりません。

きっと、突っ込みまで記載したら

小冊子のボリュームではすまなくなってしまうからなんでしょうね。

今日は、この小冊子の中から

ネットでも有名な逸話

「経皮毒の多いシャンプーを使うと羊水からシャンプーの香りがする。」

という冗談について考えてみたいと思います。

経皮毒の代表として槍玉に挙げられている「ラウリル硫酸ナトリウム」

これが界面活性剤なのは皆さんよくご存知ですよね?

僕(研究者含め)はこのラウリル硫酸ナトリウムには非常に馴染み深い。

研究の手技のひとつにSDSpageというやつがあるんですが
(タンパク電気泳動ってやつです。)

この時に、ラウリル硫酸ナトリウムを原材料として使うんです。

経皮毒として恐れられている(?)この物質を

原料のまま、惜しみなく、大量に使用。。。

その濃度はシャンプーに配合されている量とは比べ物になりません。

そこらじゅうの研究室でこのラウリル硫酸ナトリウムを使い

SDSpageが行われています。

実験によっては、毎日SDSpageをやらなければいけないことだってあります。

そんな日はもう大変

研究室中、シャンプー臭くって

家に帰ってからも「どこかでシャンプーしてきた?」と言われる始末。。。

っておいおい。

んなこたぁない(タモさん風に)。

決してシャンプーの匂いなんかしません。

界面活性剤の匂いがシャンプーの匂いなわけないじゃないですか。

そしたらTSUBAKIもLUXもアジエンスもみんなおんなじ匂いになっちゃう。

香料は香料で別ですよ。

羊水からシャンプーの匂いがするというのも、以下の3段論法で読者を信じ込ませているんですよね?

合成の界面活性剤は子宮にたまる

シャンプーには合成の界面活性剤が大量に含まれている。

使いすぎると羊水からシャンプーの匂いがする。

このロジック何がおかしいか一緒に考えてみましょう。

まず、最初の「合成の界面活性剤は子宮にたまる」からまったく根拠のないデマなんですが

100歩譲ってここはありとしましょう。
(じゃないと話がはじまらないですしね。)

2番目の「シャンプーには合成の界面活性剤が大量に含まれている。」は本当

で、問題は3番目の「羊水からシャンプーの匂いがする。」

成り立たせるには、シャンプーの匂い=界面活性剤じゃないといけません。

わかります?(ゆっくり2回読み直してみてね。)

。。。

角度を変えて説明してみましょう。

正しいロジックになるように

前提の合成の界面活性剤をシャンプーに変えてしまう。。。

つまり

「シャンプーは子宮にたまる」

に直します。

そうすると前提に界面活性剤が出てこなくなっちゃうから、2番目のところもシャンプーに変えて

正しいロジックは以下!

シャンプーは子宮にたまる

シャンプーにはシャンプーが大量に含まれている。

使いすぎると羊水からシャンプーの匂いがする。

完全に私、何言ってるかわからなくなりましたね(笑)。

さて、冗談はここらへんにしましょうか。

出産をするときに羊水からシャンプーの匂いがする、というウソは非常に巧妙です。

なぜなら

誰か出産時にシャンプーの匂いを嗅ぐ人が確実に出てくるから。。。

出産の現場にほとんどの場合女性がいますよね。

看護婦さんか助産師さん、ほかには妊婦さんの母親も一緒にいるかもしれない。

よーく匂いを嗅いでみれば、どこかしらからシャンプーの香りはしてくる状況です。

この現場に「出産をするときに羊水からシャンプーの匂いがする」という刷り込みがあった人がいると

このシャンプーの匂いは羊水からしてきたものに違いない!

と思っちゃいます。

「あー、あの髪の長い看護婦さんがラックスの匂いね。」

なんて冷静に分析できる人は、そもそもこのデマなんか信じませんしね。

なにより「実際に体験した。」という人がいることは

こういうデマを流行らせるときは非常に重要です。

信じて体験しちゃった人は、自信を持って宣伝します。

ほんと、この「羊水からシャンプーの匂い」のプロパガンダを仕掛けた人は

ずいぶん賢い人です。

シャンプーじゃなくて歯磨き粉の匂いだったら

「実際に体験する人」が少なかったに違いない。

しっかりデマが広がるように、心理学にも精通している人が考えたプロパガンダなのでしょう。

経皮毒という新しいビジネスモデルは

多くの医学研究者がかかわって作り上げられたものです。

ここにはシャンプーの匂いならぬお金の匂いがぷんぷんします。

だまされないように気をつけましょうね。

応援の1日1クリックお願いします。

ご意見ご感想はskinnext@yahoo.co.jpまで。

|

経皮毒と脱ステロイド

「経皮毒」を検索ワードにして、このブログを訪れてくれる人が最近増えたので不思議に思っていましたが、どうやらテレビ番組で「経皮毒のウソ」について特集が組まれたようです。

(僕が登録しているブログランキングでも経皮毒について書かれたものがいくつかあります。)

僕はその番組を見ていないので内容は解りませんが

前回の「経皮毒2」にも書いたように経皮毒は理論上、大きなウソがあります。

それは、

皮膚から吸収されリンパ管にたどり着いた物質は、代謝されずに体内にとどまるというところ。

実際は、

いずれ静脈に吸収され、肝臓で代謝され腎臓で排泄されるんです。

このように「経皮毒」は医学的に、ウソの理論で成り立っています。

こう説明すると必ず聞かれることとして

「では、皮膚から吸収された毒は体内に残る可能性は100%ないのですか?」

という質問です。

これに対しては

「医学的に証明されている範囲内で、皮膚から吸収された毒が体に貯まる(日常使用しているものに関して)などという事実はありません。」

と答えます。

そうするとですね

だいたい次に出てくるのが

「そうなると、医学は完璧ではないし、経皮毒が存在する可能性は100%否定出来ないのですね?」

という流れです。

これはもう経皮毒の存在を信じていらっしゃる方の質問です。

信じている方には、どのような説得をしてもなかなか言葉は届かないものです。

例えば

「経皮毒を信じていらっしゃるのなら、消毒された水道水や塩素が入ったプールの水は気にならないのですか?」

「あなたが触る全てのものには、なにかしらの塗料や化学物質が使われていますが経皮毒は気にしないでいいのですか?」

と聞いてはみるものの、本人にだけにしか解らない理論で納得されてしまうことが多い。

これは「脱ステ」でも同じことが言えます。

一度信じてしまったこと

これは理論や理屈ではなかなかくつがえせないのです。

と、まぁ長い前振りになりましたが

今日掘り下げて書きたかったことは、経皮毒でも脱ステでもなくて

「一度信じてしまったことを理論的に否定された時の人の心理」についてです。

皆さんは

「影響力の武器」(誠信書房)をご存知ですか?

この本は、人が騙される時の心理について、様々な具体的な場面を持ち出して解説したものです。

その中に「人は一貫性を保ちたい欲求がある」といった内容があります。

人間は一度行動を起こしてしまったり、納得してしまったものに対して、一貫性を保とう(一貫性を保っているように見られたい)とする欲求が出現します。

この本では面白い体験談が載っています。

ある超越瞑想プログラム(空中を浮遊したり、壁を通り抜けることが出来るようになる)の勧誘会に調査で参加した時のお話です。

瞑想プログラムについて、そしてその理論についての講義が終わり、質問時間となった時、

一緒に参加していた著者の友人の大学教授は、丁寧な解りやすい表現で彼らの理論を粉砕していきました。

どこかどう矛盾して、いかに非論理的であるのか。。。

勧誘する側も途中で返答に詰まってしまい、その大学教授の反論を最後には一部認めてしまうほどでした。

しかし、これらのやり取りを聞いていた参加者の数多くの人が、この瞑想プログラムに入会の手続きをとり始めたのです。

著者らは、どうしてこのようなことが起きたのか、実際に入会申し込みをした人に聞いてみました。

そこで解ったことは、彼らは大学教授の反論をしっかり理解した上で、入会申し込みしていたのです。

大変興味深かったのは、入会申し込みをしたある人物のコメントです。

「僕はもともと今晩申し込むつもりはなかったんだ。

今はお金も全く持ってないし。

でも、その大学教授が説明を始めた時、すぐに申し込みをした方が良いと思ったんだ。

このまま家に帰って、彼の言っていることを考え始めてしまったら、もう決して申し込むことがなくなると思って。」

つまり、この申込者は、自分の抱える大きな悩みを解決してくれる方法として、やっと瞑想プログラムを見つけたわけです。

それが大学教授によって理論的に打ち砕かれていく。。。

このまま信じるものをなくしてしまうと、また希望の持てない状態に戻ってしまう。

この危険から逃れる為に、考えることをやめ、思い切って入会してしまったのです。

入会してしまえば、後は自分がとった行動に一貫性を保たせれば良いだけの話です。

「もう入会してしまったし。。。」

「すでに実行してしまっているし。。。」

「沢山の苦労をしているし。。。」

考えることを避け、自分の一貫性を保つことは、とても便利で楽なことです。

以前の決定と一貫したことを信じ、行動することがいかに簡単なことか。。。

「脱ステ」も「経皮毒」も「アトピービジネス」も、一度実行してしまった人たち、決意してしまった人たちには、この一貫性のルールが働きます。

僕がいかにこのブログで、医学的な間違いを指摘しようが、論理の矛盾をつこうが、一貫性を保とうとする気持ちから、僕の言葉は耳に入らないことが多い。

読むことを途中でやめてしまうか、読んだとしてもとことんあらを探して全力で否定し始めるか。。。

「脱ステ」も「経皮毒」も「アトピービジネス」も、信じるところの最後の砦として、人々の心に存在していることが多い。

いや、最後の砦として信じ込まされている。

なので、自分が信じるものを打ち砕かれてしまえば、以前の希望の持てない状態に戻ってしまう。。。

本能的に、逃げるか、攻撃するかして自分を守り通そうとする。

「脱ステ」「経皮毒」「アトピービジネス」を信じていらっしゃる方

さて、ここで深呼吸しましょうか。

あなたが信じ込まされていることは

決して最後の砦ではありませんよ。

それが最後の手段ではない。

あなたは、本当に苦しくて、どうにも耐えられなくて

それを選んでしまった。

それはあなたが悪いのではない。

あなたが弱いのではない。

その時のあなたには、信じる何かがどうしても必要だっただけ。

でも今のあなたは、他に信じるものを見つけたり、探したり、動き出す力が出て来ているはず。

ほらだって、ここまでこの文章を読むことが出来たんだし。。。

後は勇気を持って踏み出すだけです。

そろそろ現実の世界に戻りましょう。

あなたが信じているものはウソです。

そこにすがってはいけません。

僕はずっとここで待っていますので、またいつでもこのブログにおいで下さい。

今日も最後まで読んでくれてありがとうございました。

いつも応援の1クリックありがとうございます。

以下のアトピー関係のスポンサーは怪しいものばかりです。
だまされないように注意してください。↓

|

経皮毒2

前回、経皮毒の記事で「科学的な事実の中に一つのキーとなるウソを混ぜることでインチキ理論を完成させる。」といった内容を書きました。

このウソは一般の方にはとても解りづらいものです。

なおかつ、嘘をつく側が大学教授であったりすると、もう太刀打ち出来なくなります。

なぜならそのウソはとても巧妙で、論理のすり替えが非常に上手に行われているからです。

ここでは一つ、例を挙げて考えてみます。

以下、経皮毒について、とある大学教授が講演した内容を要約したものです。

特に「毒は蓄積する。」といった内容の部分を抜粋してみました。

この文章のどこがおかしいか考えてみてください。

「気管支喘息や狭心症の治療薬に使用される貼付薬は、経皮吸収製剤である。薬物がリンパ・毛細血管を通して全身にまわることによって、患部に到達し、効果を発揮する。内服薬は、肝臓の解毒作用によって80〜90%が分解される。しかし貼付薬は、リンパ管ルートが肝臓による代謝を受けないため、少量でも確実な効果が得られ、消化器官への副作用が少なくて済む。一方で、細胞組織や臓器に化学物質が蓄積していく。」

どうですか?

解りましたか?

巧妙な理論のすり替え、ごまかしに気がついたでしょうか?

では、答え合わせです。

最初から見ていきましょう。

まず

「気管支喘息や狭心症の治療薬に使用される貼付薬は、経皮吸収製剤である。」

はい。その通りです。

「薬物がリンパ・毛細血管を通して全身にまわることによって、患部に到達し、効果を発揮する。」

本当です。ウソはありません。

「内服薬は、肝臓の解毒作用によって80〜90%が分解される。」

さぁ、伏線の始まりです。

文章自体に問題はありません。

ただ、ここで敢えて「解毒作用」という言葉をもってきています。

この文章、

「内服薬は80-90%が肝臓で代謝される。」

ということを言いたいだけですが、経皮毒の話であるため敢えて「解毒作用」という言葉を絡めてきました。

そして

「しかし貼付薬は、リンパ管ルートが肝臓による代謝を受けないため、少量でも確実な効果が得られ、消化器官への副作用が少なくて済む。」

ここがキーになる訳です。

この一文章のおかげですべての理論が完成します。

では、どこにウソがあるのか?

答え

ウソはありません。

え?

ウソがないの?

そうなんです。

ウソがないんです。

ただ、ひとつ問題があります。

大事なことを言っていない。

あえて大事な医学的事実は言っていないんです。

では、それは何か?

細かいところに着目してみましょう。

着目するところはここ。

「リンパ管ルートが肝臓による代謝を受けないため」

そう、この文章です。

リンパ管ルートは肝臓による代謝を受けないんです。

本当なんです。

そして彼が意図的に言わないこと

それは

「リンパ管ルート自体は肝臓による代謝は受けないが、やがて静脈に吸収され肝臓での代謝を受けることになる。」

ほら?

すごいでしょ?

「やがて静脈に吸収され肝臓での代謝を受けることになる。」

この一文章をいれないことで、インチキ理論を完成させているんです。

これを言わないことで

「細胞組織や臓器に化学物質が蓄積していく。」

につなげることが出来る訳です。

しかも最後にしっかり、化学物質と話を転換しています。

こんなのね、医学的知識がない人だったら絶対気がつかないですよ。

だまされる人は何にも悪くない。

だます側に100%問題があります。

こういう巧妙なインチキ理論が世の中には沢山出回っている訳です。

では、どうしたら良いんでしょうか?

それはやはり、信頼出来る専門家に聞いてみる、ことです。

それしかないと思います。

では、信頼出来る専門家はどうやって探すのか?

それは次回。

信頼出来る専門家の探し方を一緒に考えてみたいと思います。

↓皆さんの応援が励みになります。1日1クリックお願いします。
人気blogランキングへ

以下のスポンサーにはアトピービジネスの業者もいます(全てではありませんが)。
注意が必要です。↓

|

経皮毒

以前からインターネットやテレビではちらほら目にしていた経皮毒という言葉。

あまり見向きもせず(だってそんな言葉医学的に存在していないし)放置していたんですが、最近患者さんからも聞かれるわ、ニューウェイズが行政指導を受けるわで何かと目に触れることが多くなり真剣に勉強することにしました。

最初に言いましたが、経皮毒なんて言葉は医学的には存在しません。

もとを辿ると竹内 久米司という方が2005年に「経皮毒―皮膚から、あなたの体は冒されている!」という本を発売して普及した造語のようです。

いろんな方のホームページや著書を読むと、

経皮毒とは、日常使っているものの中に含まれる微量な有毒物質が皮膚を通して吸収され、アトピー、喘息、そして癌などの病気を引き起こす。。。

。。。

いいですか。

まずですね。

アトピーと癌をひとくくりで説明し始めたら怪しいと思ってくださいね。

アトピー(アレルギー)と癌、どちらも時として治療に難渋し、原因が十分に解明されていない2つの病気。

すごく雑に言ってしまえば、アレルギーは免疫系の過剰な反応で、癌は免疫能が十分に働かなかった状態。

それほど共通点の多くない病気をひとくくりで説明しようとする人の心理は、単純に該当する人(お客)を増やしたいから、だけでしょう。

アレルギーや癌の患者と言ってしまえば、今の世の中自分の身近な人で一人は思い当たり、他人事ではなくなります。

誰か苦しんでいる人を助けてあげようと善意をもった方々によって広められます。

だまされてはいけません。

アトピー(アレルギー)と癌を並べるのは、インチキ医療ビジネスの王道です。

さぁ、話を経皮毒に戻しましょう。

皮膚は角質と言う表皮細胞の残骸、つまりは枯れ葉のようなもので覆われています。

これがバリア機能として働き、外からの有害物質の侵入を防いでいます。

しかし、このバリア機能も完璧ではありません。

油に溶けやすい物質などは、割と皮膚から吸収されやすいことが解っています。

ここに目を付けたのが経皮毒です。

日常的に使われているもの(例えばシャンプーやリンスが標的)には有害な物質が含まれていて、皮膚を通して吸収されアトピーや癌になりますよ、と恐怖をあおります。

今特に目を付けられているのはラウリル硝酸(硫酸)ナトリウムという物質、シャンプーなどに含まれる合成界面活性剤で、泡立つもととなる成分です。

この物質自体、高濃度では毒性があります。

ただし、「高濃度」での話です。

もちろん、一般的に使われている濃度では無害です。

ここで、毒は蓄積されるという古くからあるでたらめと組み合わせると、立派なインチキ理論が成立します。

シャンプーにはラウリル硝酸(硫酸)ナトリウムという怖い有害物質が含まれていて、それが毎日少しずつ体の中に蓄積されていって、いずれアトピーや癌を引き起こすのよ。

と言う具合に、おねえ言葉でもスラスラ説明が出来てしまう。

高濃度では毒性がある、なので低濃度でも怖いと言う錯覚と、毒は体に蓄積される、というウソを組み合わせるともっともらしい説明になります。

これ、インチキ医療従事者はよくやってます。

科学的な真実の中に1つキーとなるウソ(素人には見分けられない)を組み合わせることで、新しいインチキ理論をつくりあげる。

お金儲けのために少し頭を使えば済むことです。

新しい恐怖を植え付けた後は、安全そうにみえる商品を売りにかかるだけ。

だまされないでくださいよ〜。

経皮毒、これから先まだまだ理論が進化しそうです。

なぜなら、僕なら1つの科学的な事実と1つのウソを組み合わせることで今までの自分の説明を全て覆すことが出来ます。

ここでは、悪用されたら困りますので記載しませんが、この先もしばらくは経皮毒ブームは続くものと考えられます。

要注意です。

↓皆さんの応援が励みになります。1クリックお願いします。
人気blogランキングへ

|