カテゴリー「ステロイド」の11件の記事

ステロイドのランクと期間と外用回数

ステロイド外用剤は強さと期間によって、1日1回と2回の外用に差が出てきます。

例えば始めの3週間は

どんなクラスのステロイド外用剤でも1日1回外用より1日2回外用の方が効果を発揮します。

しかし、リンデロンなどのストロングクラス以上のステロイド外用剤は

3週間以上連続外用する場合

1日1回の外用でも2回の外用でも効果が変わらないとされています。

つまり、副作用を考えると

ストロング以上は漠然と長期に1日2回外用は良くないということです。

一方、ロコイド、キンダベート、アルメタなどのマイルドクラスのものは

3週間以上連続外用する場合でも

1日1回外用より2回外用の方が効果を発揮します。

ステロイド外用剤は適切な量、正しく使うことが大事です。

参考にしてください。

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ステロイドはお薬です。

例えばですね

高血圧の方が飲む血圧の薬

飲まなければ血圧は上がってしまいますし

効きすぎたら、血圧が下がります。

血圧が高いのは、降圧剤を飲んでいるせいだ、と言って

脱「降圧剤」を試みる患者さんの話なんて聞いたことがありません。

ましてや、先天的な高血圧に対して

突然、降圧剤の内服を中止するのは危険すぎますし

内服中止した後に、血圧が上昇して気分不快になったからと言って

降圧剤が恐い

なんて理屈にはならないはずです。

これは、糖尿病に対するインスリン治療でも当てはまります。

インスリンは効きすぎたら、低血糖となり

あまり効果がないままでいると、腎臓や眼に合併症が出現するリスクが高まります。

インスリン注射をやめれば、自分の体はインスリンを作るようになる

なんていう理屈は糖尿病(特に1型)には当てはまりませんし

突然、インスリン注射をやめて糖尿病が悪化したとしても

誰もインスリン注射のせいにはしないはず。

ところが、ステロイドになるとどうでしょう?

外用して効果を発揮すると、効きすぎて恐いと言われ

湿疹の調子が悪い時は、ステロイドが効かなくなってきた、なんて思われる。
(同じ治療を継続していても、皮膚の調子は日によって違いますしね。)

アトピーの原因はステロイドなどと言われ

突然、ステロイドを含む標準治療をやめてアトピーが悪化すれば

「リバウンド出現」

「ステロイドは本当に恐い。」

なんて思われてしまう。

なんかいじめられてますよね?(笑)

他の人と同じようなことをしてても、みんなから許してもらえない存在。。。

ステロイドだってお薬なんですからね。

特別扱いしないで、他のお薬と同じように考えられるようになったら

使う方も、もっと気が楽になるのにね。

ステロイドも、

賢く、

安全に

使えるようになると良いですね。

少しずつ、ステロイドに対する間違った認識を取り除いていきましょうね。

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フィンガーチップユニット(FTU)

ステロイドって塗り過ぎてももったいないし、塗らなすぎても効果が出ません。

ステロイドが効かないという患者さんの多くは、ステロイドの使用頻度と使用量を間違っていたりします。

使用量に関しては、フィンガーチップユニット(Finger tip unit, FTU)という解りやすい目安があります。

1FTUは人差し指の第一関節から先にのる軟膏量(約0.5g)。

Ftu_2

この量で大人の両手掌(手のひら2枚分の広さ)外用します。

これが理想的なステロイドの使用量です。

大体、軟膏のチューブは1本5gですので、10FTUつまり手のひら20枚分外用出来ます。

ステロイドを怖がる患者さんは、適切な外用量を使用してない場合が多く、結果「ステロイド効きませんでした。」なんて誤解してしまう事がよくあります。

正しい外用法、正しい外用量を知っておきましょうね。

ちなみに、写真の指は僕の右手の人差し指。

乗せているクリームはそこらへんにあったニゾラールクリームです。

夜中の病院でこっそり写真取りました(笑)。

ブログ初の顔出しならぬ指出しです。

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ステロイドで色がつく?②

「ステロイドを外用した後、日に当たってはいけないんですよね?」

と、外来で聞かれる事がしばしばあります。

ひどい場合、薬をもらう薬局で

「ステロイド塗った後は、色が付くから日に当たってはいけませんよ。」

と言われた患者さんもいるとのこと。

これも、ステロイドにまつわるウソの一つです。

薬を外用後、特別、日に当たってはいけないということはありません。

湿疹の後は必ず色が付く事は、前回の「ステロイドで色がつく?」の記事の中で説明しました。

日に当たるとうんぬん。。。というウソは

この湿疹後の色素沈着に加えて、日焼けによる色素沈着をあわせた「ステロイドなすりつけ理論」です。

だまされないようにしてください。

ただステロイドに関係なく、紫外線はできる限り予防をした方が良いのも事実です。

アトピーと紫外線については、また後日まとめて記事にしますが

一般的に

「真夏のお昼、紫外線予防をせずに日差しを10分浴びるだけで、シワの原因になります。」

注意してくださいね。

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ステロイドで色がつく?

患者さんが誤解しているステロイドの副作用のひとつに

「ステロイドを塗ると肌が黒くなる。」

があります。

言っておきますがこれは、ウソです。

ステロイドを塗っても、皮膚は黒くなりません。

もともと、湿疹という炎症が収まると肌は黒くなります。

これを炎症後の色素沈着と言います。

ステロイドは炎症のある部分に塗りますので、その部分は必ず黒くなるのです。

湿疹を火事、ステロイドを消防士さんとして考えると少し解りやすいかもしれません。

火事(湿疹)で真っ黒こげ(色素沈着)になったのを、消防士さん(ステロイド)のせいだと責める人は誰もいないはず。

むしろ、消防士さん(ステロイド)は真っ黒こげ(色素沈着)になるのを防ぐ為に頑張っているのですよ。

「色がつくからステロイド使いたくないです。」

と、たまに外来で言われますが

色がつかないようにするにはむしろ、ちゃんとステロイドを使ってくださいね。

ステロイドで色がつく、

も、そうですが

ステロイドにまつわる副作用の多くがいわゆる「都市伝説」です。

その背景には、ステロイドを少しでも恐いと思わせて利益を得ようとする人たちがいます。

気をつけてくださいね。

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アンテドラッグ

以前の記事でアンテドラッグについて書いたところ

「アンテドラッグは病院では処方してもらえないのでしょうか?」

といった質問を頂きました。

きっと同じような疑問をもたれている方も多いと思いましたので、今回の記事は「アンテドラッグ」です。

まず、アンテドラッグとはどういう薬の事をさすのでしょうか?

アンテドラッグとは1982年に提唱された概念で

「科学的修飾により投与部位では活性を有し、循環系に入ると速やかに代謝されて不活化する物質」

という意味です。

ステロイド外用剤を例にとると、皮膚局所ではステロイドの効果を発揮するが血中にはいるとすぐに分解されるお薬という事になります。

弱いステロイド剤の場合(例えば、ロコイド、キンダベート、アルメタなど)、そうそう全身の副作用が出るようなことはありません。

しかし、強いステロイドの場合、大量に長期外用をし続けると、ステロイド内服と同じような副作用が出る危険性があります。

例えばvery strong(上から2番目の強さ)のステロイドの場合、1日10g、最長で3ヶ月間使うのが全身の副作用が出ない安全量のマックスです。

でも、これは1ヶ月5gチューブを60本使い切る事と同じですから、まず心配しなくて良いレベル。

それでも、より安全に使えるように、アンテドラッグと言うものが開発されました。

日本初のアンテドラッグは大正製薬のパンデル(very strong)というお薬です。

パンデルは国内初のアンテドラッグステロイド外用剤としては有名なのですが、あまり処方されないお薬です。置いてない病院も多いんじゃないかな。

その後、いくつかのアンテドラッグステロイド外用剤が開発されています。

ここで、教科書などいろいろ調べていて気がついたのですが、アンテドラッグについてきちんと表にしたようなデータがない、のです。

普通ステロイド外用剤のランクは、どんな教科書にも、また一般向けの本やインターネットでも見つける事が出来ます。

しかし、アンテドラッグ一覧表なるものは、僕が探した限り見つからない。。。

しょうがないですね、こういう場合。

ステロイド外用剤1つずつについて、発売元の製薬会社のホームページからインタビューフォーム(以下IFとします。お薬について添付文書以上に詳しく書かれたもの)を調べていきました。

1.2時間かかりました。

なので、大事に読んでください(笑)。

発表します。

アンテドラッグステロイド外用剤は以下です

「マイザー」

「パンデル」

「リドメックス」

の3つだけ。
(ブログを読まれた製薬会社の方で、うちのこの薬もアンテドラッグだよ、っていうのがあれば教えてくださいね。)

ステロイドのランクとしては、マイザーとパンデルはvery strong、リドメックスはstrongです。

リドメックスに関してはIFがきちんと入手出来ず、成分である吉草酸酢酸プレドニンというアンテドラッグとして使われているものからの逆引きです。

追記:製薬会社の方より連絡を頂き、文献をもらいました。

アンテベートもアンテドラッグに含むそうです。

また、ロコイド軟膏、プロパデルム軟膏もアンテベートの定義に含まれる、と書いてある文献も見つけましたので追加します。

またアルメタ(very weak、上から4番目の強さ)も同様に「局所での作用>全身での作用」の差が大きい薬として記載されています。

調べた時間を考えると、労多い割にアンテドラッグ少なし、といったところでしょうか。

そりゃぁ、表にもならないわな。。。

では、実際に皮膚科でどうやって処方してもらうか考えてみましょう。

「すいません。今使っているステロイド外用剤をアンテドラッグに変えて欲しいのですが。。。」

と言って通用する皮膚科医は残念ながら多くないと思います。

そこで

「このお薬を○○(アンテドラッグ薬品名)に変える事は出来ますか?」

と直接薬の名前を出して変更をお願いするのが良いと思います。

ただし変更が可能なのは、同じレベルのステロイドのみです。

リンデロン使っている人が「マイザーに変えてください。」と言っても、ランクが変わるのでなかなか難しいと思います。

このあたりの判断は、実際に皮膚を見ている主治医の判断が一番です。

症状にあったステロイドを処方してもらってください。

アンテドラッグにこだわるあまり、本来のアトピーの治療が厳かになったり過剰になってしまっては本末転倒です。

あくまでもアンテドラッグは「より安心してステロイド外用剤を使う」ためにあるものです。

何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」です。

アンテドラッグは知識としてしっかり覚えておいて、賢く使いましょうね。

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読者の方からの質問

前回に引き続き、読者の方からのメールを紹介しようと思います。

今日はステロイドについての質問です。

僕個人としてはこういう質問のメール大好きです。

「こんにちは。
最近ブログを見つけ、以来いつも楽しみに読ませていただいています。

そこで質問なのですが、アトピー掲示板や脱ステブログなどでよく見かける内容で
「ステロイドが体に溜まる、脱ステで体からステが抜ける」というのは本当なのですか?
また、驚いたのは「脱ステ直後の剥がれた皮膚がステ臭かった」というのがありました。
私自身もステ使用者ですが、臭いを感じたことはありませんのでそんな事があるのか?と驚きました。
ほんとのところ、どうなのでしょう???

突然のメール、しかも質問ばかりで失礼致しました。
ブログ頑張って下さいね。楽しみにしています。」

Kさん(かな?)メールありがとうございました。

きっとネットでステロイドについて調べたら、まずこういう情報にたどり着くんでしょうね。

皆さんが最初にステロイドを怖いと思ってつまずくところじゃないかしら。

まず一つ目の質問。

「ステロイドが体に溜まる、脱ステで体からステが抜ける」

ってほんと?

答え。

ステロイドは体にたまりません。ほとんど代謝されてしまいます。

もともとステロイドホルモンって副腎で作られていて、体の中にある物質なのです。

ステロイド外用剤のステロイドは少し体内で作られるステロイドとは構造が違いますが、基本同じです。

ステロイド外用剤も体内のステロイドも同じステロイド骨格という構造を持っています。

これが分解されずにたまったらどうなるか?

私たちの体は、体内で作るステロイドすら分解されずに蓄積され、生きていけないでしょう。

ステロイド外用剤は最近、アンテドラッグと言う種類のステロイドもあり、体内の酵素を使ってさらに分解されやすくなるものまであります。

このアンテドラッグの利点は、皮膚だけでステロイドの効果を発揮し、血の中に入る時はステロイドがほとんど分解されてしまっているということ。

全身の副作用がよりいっそう起きにくくなっているんですね。

さて、そうなると脱ステで体からステロイドが抜ける、とは全くデタラメということがお解りいただけますでしょうか?

そもそもステロイドが分解されないとしたら、どうやってステロイドが体から排出されるのだろう。。。

あ、なるほど。

そこで「脱ステ直後の剥がれた皮膚がステ臭かった」につながるんですね。

皮膚に分解されずに残っていたステロイドが脱ステで除かれるのか。。。

そうなると体内(血中)に移行したステロイドはどうやって脱ステで消えていくんでしょうか。。。

分解される?(笑)

これでは理論が破綻するので「ステロイドがたまっている悪い血を出しましょう。」みたいなことになるんでしょうか。

体内のステロイドホルモンは血中でまんべんなく拡散していますので(1日の時間によって濃度が違いますが)、ステロイドを含む血を出そうと思ったら全ての血を出さないといけませんし、ステロイド外用剤もわずかに血中に移行したものは拡散してしまっていて同じ事です。

ステロイドが体内にたまる→だから脱ステ体の中からステロイドを出す、というのは、ただの言葉遊びで科学的にはデタラメです。

また、ステロイドに匂いはありません。

ステロイドの構造状、匂いとして認識されるようなものではありません。

僕も患者さんが持って来た謎のお薬(外来で、よくわからないのですが、この薬塗ってました。ということが多い。)の匂いを毎回嗅いでますが、当たった試しがありません(笑)。

エキザルベくらいかな特徴的な匂いがするのは。。。

ステロイドの匂いがした、っていうのは、ステロイドの匂いではなくて、湿疹がコントロール出来なくなった皮膚に繁殖した細菌の匂いだと思いますよ。

ものすごく詩的な人で「懐かしい匂い」と同じ感覚で「ステロイドの匂いがした。すみれの花時計♪」みたいな感じで使ったか。。。

冗談はさておき、ご理解いただけましたでしょうか?

「ステは体内にたまるし。。。」なんて説明を始める脱ステロイド医療者は、全然勉強不足の方達です。

こういう人たちの説明に「ふーん。」なんて納得しちゃだめですよ。

やっかいなのは専門家。

経皮毒の記事でも書きましたが、科学的に正しいストーリーにたった1個のカギとなるウソを埋め込んできます。

このブログではこれからも、簡単なデタラメから専門家による巧妙な嘘まで幅広く解説していこうと思います。

3回目の風邪引かないように気をつけないと。。。

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アトピー駆け込み寺

まず、行ってはいけない医療機関のひとつに

「アトピー治療の駆け込み寺」を謳っている病院です。

普通、駆け込み寺とは

どうにもならない深い悩みを抱え、お金もない、自分ではどうすることも出来ない人たちを、利害関係関係なく善意で受け入れてくれる寺(機関)

であるべきです。

救う側は高い倫理性と人格を有した人が行うべきであり、どうにもならない人たちに見返りを求めるような小さい人間には出来ないはずです。

アトピー治療だけに限らない話ですが、今の世の中「駆け込み寺」は商品を売るための単なるキャッチコピーとなっています。

このキャッチコピーにだまされてはいけません。

なにしろ「駆け込み寺」を謳う医療機関はとにかく高い。

ほぼ保健外なため、高額な医療費を請求してきます。

僕が調べたところでは

重症アトピー:100万〜200万

といったところもありました。

こんなの尋常じゃありませんよ。

ちなみにある病院は、

「ステロイドを使用してない」と謳った天然柚子エキス配合の外用剤を販売しています。

かなり高額で。

しかし、この「ステロイドを使用していない」と謳っている軟膏にはステロイドがしっかり入っていることが最近解りました。

また、インターネットショッピングでも大々的に売り出されているため、いずれ大きな社会問題となると思います。
(まだニュースにもなっていません。)

心当たりのある患者さんはその軟膏をもって必ず皮膚科専門医(出来れば大学病院)を受診してください。

皆さんが持ち込んだ軟膏が証拠になります。

いいですか。

「駆け込み寺」を謳いながら、本当に許せないことをしている最低な医者もいるのですよ。

古い記事ですが、「脱ステロイドをすすめる医者」を分析したものがあります。

脱「脱ステロイド」のカテゴリーから読めますので、じっくり読んでみてください。

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増え続けるステロイドの副作用。

僕の外来には、元脱ステの患者さんが何人も通院しています。

みんな、それぞれに時間をかけ、一生懸命間違ったステロイドの副作用を訂正し、

信頼関係を気づいてきた方たちです。

僕が脱ステ情報大好きなのを知っているので、みんないろいろと教えてくれます。

先日聞いた話は

「通っているエステでステロイドをやめなさいって言われました。」

と彼女。

「へー、何で?」

と興味津々の僕に

「ステロイドって子宮にたまるんだって。子供がかわいそうよって言われました。」

大爆笑の僕に、きょとんとしている彼女。

「え!?もしかして信じてるの?」

「だって子供のことになると心配だし。。。しかもそのエスティシャンの人、元看護婦さんだって言うし。。。」

おいおい。




まだね、リバウンドとか免疫力の低下とかならわかるよ。

なんだか医学的なような説明だし

でも

子宮にたまるはないでしょ。

全然医学的じゃないし。


それ

「マクドナルドのハンバーガーの肉はミミズの肉だよ。」

と同じレベルのウソじゃない?


こういうの全部否定していったらきりないな、と思いました。

もうステロイドって言ったら、何でもありだよね。

そのうちステロイド使うと人類が滅亡するとか言う人がでてきてもおかしくないな。。。



僕の知り合いに、ノストラダムスの大予言を信じる宗教に入っていて

1998年から、どこかへ失踪していてた人がいました。

2000年になってから、また見かけましたが

まだ、その宗教は続けてたみたい。

だって戻ってきてからも、たまにどこかの方角に向かってお祈りしてたから。

「きっと、お祈りがあったから人類は滅亡しなかったんでしょうね。」

と、納得しているのでしょう。



ステロイド使うと、怖いですよー、と煽る人は沢山います。

だめよ、無責任なノストラダムスみたいな人間の言葉信じちゃ。

何年も人生無駄にして、損するのは自分だから。


普通にステロイド使っている人が、気をつけることは

①皮膚の感染症(飛び火とか水ぼうそうとか、そういう細菌やウイルスに弱い)

②長期間使っていると皮膚が薄くなる(強いステロイドを漫然と長期間使っているとおきます。)

だけです。

人気blogランキングへ ←もう少しステロイドについて勉強してみます。

FC2 Blog Ranking ←私のアトピーはステロイドのせいです。

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ステロイドの副作用②

インターネットの世界では、ステロイド外用剤についての副作用の混乱が見られます。

何度も言いますが、ステロイド外用剤を使う時の主な注意点は

1)皮膚の感染症に弱くなる(水いぼ、飛び火に注意)

2)長期間、強いランクのステロイドを使っていると皮膚が薄くなる。
(症状にあわせて使うランク、量、頻度を変えていくことが必要。)

の2点だけです。

ステロイド外用剤は皮膚局所に働き、血中に移行することはほとんどない。

一番強いクラスのステロイドを1日15g、長期に使用する場合のみ、注意が必要です。

ただ、そんな量を使う患者さんは、まずいない。

正しく使えば何も怖くない薬なのです。


もちろん、ステロイドを使えばアトピーが完治するというわけではありません。

アトピーは、免疫の問題、環境の問題、心の問題など多くの原因が入り混じっています。

これをすれば絶対に治るをいうものはありません。

それぞれの問題について、一つずつ解決していかなければならない。

漢方が利く人もいれば、住まいの問題で症状が改善する人もいる。

エステや整体でリラックスできれば症状も改善するでしょう。

気の持ち方を変えるだけで、ストレスがぐっと減ることも多い。


ただ、声を大にして言いたいのは

どれも脱ステロイドが必須ではない!

ということです。

脱ステロイドが治療の本質ではありません。

脱ステロイドを始めれば、全てが解決するわけではない。

ここに大きな誤解があります。


アトピーを悪くする原因を一つずつ、患者さんと一緒に解決していくと

自然とステロイドの量は減っていきます。

上手くいく人は、ワセリンのみで十分なコントロールが出来るようになる。

結果として、これは脱ステです。

脱ステはじめにありき、で治療をする必要はどこにも無いわけです。

人気blogランキングへ ←脱ステするのは様子をみます。

♪きれい大好き♪倶楽部 ←脱ステってなんですか。

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ステロイドの副作用

いろいろな本やインターネットを読んでいると、ステロイドのここが怖い!!なんてやっています。
主なものを挙げると以下のようになるでしょうか?

ステロイド外用剤を使うと全身の免疫機能が落ちる。
糖尿病になる。
骨粗しょう症になる。
高血圧になる。
皮膚に色がつく。
廃人になって死ぬ。(さすがにこれは少ないけど。。。)

これだけ怖い副作用を挙げられたら、患者さんはステロイドをやめるでしょう。
特にアトピーの小さい子供さんを持つお母さんは、心配になるのが当たり前です。

悪徳なアトピービジネス業者は、こういった情報をはじめに提供して
ステロイド=怖い薬
と洗脳します。

さすがに、こんなに副作用があったら僕ら皮膚科医はステロイド外用剤を処方しません。
知らないはずがないし、隠すなんてことはしません。
つまり、上に挙げたいくつかの副作用はステロイド外用剤にはないのです。

全身の免疫が落ちたり、糖尿病、高血圧、骨粗しょう症はステロイド内服薬の副作用であって、ステロイド外用剤ではこのような副作用は起きません。

間違いがないように説明すると
膠原病やリウマチなどでステロイド内服治療をする場合は、上の副作用が起きないように
他の薬を飲んだり、時間と共にステロイドの量を徐々に減らしていきます。

ステロイド外用剤は、皮膚から吸収され血液に入る頃にはほとんど分解されています。
そのため、よっぽどの量を外用しないと上のような内服薬の副作用は起きません。

では、よっぽどの量とはどれくらいでしょうか?
一般的に言われているのは、
一番強いクラスのステロイド外用剤を1日15g以上、何ヶ月かにわたって外用した場合
です。

つまり、デルモベートの5gチューブを1日3本以上コンスタントに塗っている患者さんは注意が必要となります。

ただ、そんな患者さんを診たことないですが。

ステロイド外用剤を使うと皮膚に色がつくというウソも多く見られます。
ステロイド外用剤では皮膚に色はつきません。
色がつくのは、炎症後の色素沈着が原因です。
湿疹でダメージをうけたせいで、皮膚が黒く変わるのです。
日焼けの後と同じように考えてもらえればいいと思います。

そうなると、炎症が起きた部分は早く治したほうが得策と考えます。
ステロイド怖いしなぁ、と思いながら塗ったり塗らなかったりするのが一番色がつきやすいです。
さっさと塗ってさっさと治すのが、色を残りづらくするポイントです。

最後に
ステロイド外用剤を使うと廃人になって死ぬことはありません。
万が一信じている人がいたら困るので、否定しておきます。

よく、薬害エイズとステロイド外用剤を比較する方がいます。
「医者や厚生省は深刻な副作用を患者に隠している。」
という医療不信が根本にあるのでしょう。

薬害エイズでは
アメリカではすでに危険性が指摘されていた人工製剤を日本では隠して使用していた
という背景があります。

ちなみに、アメリカでは脱ステロイドは流行していません。
ここまで、ステロイド外用剤について間違った知識が横行しているのは日本だけです。

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