所信表明
少し前からのお知らせの通り
「燃える皮膚科医のスキンケア・カフェ」
は
「燃える皮膚科医のスキンケア・カフェ2」
とリニューアルしました。
ブログの趣旨も変わります。
以前までは
〜アトピービジネスの解説、脱「脱ステロイド」のススメ〜
でしたが
「2」では
〜みんなの納得するアトピー治療を目指して〜
としました。
無謀に思えるテーマかもしれませんが、結構真剣です。
うまくいくのかどうかは、やってみないとわかりません。
前回までの問題点とこれからの方向性は自分の中ではっきりしました。
これでダメなら。。。
また、それはその時に考える事にしましょう。
「逃げない」
「諦めない」
そして
「周りの人の声に耳を傾ける」
これら3つが出来たら、少しずつでも前に進めると思います。
僕は、脱ステ患者さんに一生懸命声をかける事はしていましたが
声を聞く事を怠っていました。
「おかしいところはおかしい」とこれからも言いますが
おかしいと言う前に、相手の言っている事を理解するように心がけます。
僕は、スタンダードな治療をしている人がネットを見て不安にならないように頑張ってきました。
でもスタンダードじゃない治療をしている人たちには
「スタンダードに戻れ。」
と言う選択肢しか持ち合わせていませんでした。
これは、
「スタンダードじゃなくとも出来る事があるんじゃないか?』
ということを一緒に考えるようにします。
日本皮膚科学会が勧める「アトピー性皮膚炎治療ガイドライン」は
スタンダードな治療をする上ではとてもすばらしいものだと思います。
しかし、
竹原先生が提案した「アトピービジネス」から始まった
一連のアトピー治療の標準化は
一部の治療者、そして患者さんを追い込んでしまったことも事実です。
スタンダードな治療でうまくいく人が、間違った情報で足を踏み外さないように注意するとともに
スタンダードに乗れなかった人たちが、認められる場所も必要な気がしています。
「アトピービジネス」が狙っている部分はまさに
足を踏み外してしまった前者と居場所のない後者の方達です。
学会になんらかの恨みを持つ脱ステ医は
スタンダード治療の全てを否定しようとします。
アトピービジネスを撲滅したい皮膚科学会は
脱ステ医をひたすら叩きます。
その結果、どちらを信じていいのか解らない患者さんが沢山生まれてしまいました。
乱暴に言ってしまうと
「医者同士の喧嘩に患者さんが振り回されてしまった状態」
なんだと思います。
僕はこれまできわめて学会の方針に忠実な皮膚科医であったと思います。
普段の外来を行うだけであれば、それで十分でした。
しかしブログをはじめて、外来では聞く事の出来ない声が僕の所に届くようになり
学会の方針では、問題の根本的な解決にならないのではないかと感じました。
僕は別に学会を批判するつもりはありません。
また
スタンダード治療からもれてしまった患者さんの受け皿になっていた
脱ステ医の存在意義も理解出来たと思います。
感情的にものをしゃべっていた人が、本当に訴えたい「何か」もなんだか見えて来たように思います。
はじまりはここからのような気がします。
これからは「誰かが考えたこと」ではなく
「僕が考えたこと」をお伝えします。
だいぶ長い事トンネルに入っていました。
やっと、光の射す方向がわかった気がします。
まぁ、
心に余裕のある方達はこれからも暖かく見守ってあげてください。
長くなりました。
今日も読んでくださってありがとうございました。
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