カテゴリー「医薬品ネット販売」の3件の記事

医薬品の個人輸入代理業

医薬品のネット販売について色々と調べています。

そんな中、ブログ読者(?とおりすがり?)の方から大変面白いメールをいただいたので紹介します。

久しぶりに楽しく読ませていただきました(笑)。

以下、全文です。

・・・・・・・
タイトル:偏見に満ちた意見だね

医薬品の個人輸入を禁止するべきだと考えてるの?
あんた、はっきり言ってヤブ以下のタケノコ医者(これから成長して
ヤブになる)だね。

俺は医者から、「患者の希望だから」と言うので、プロザックの
個人輸入の手続きを依頼されて、
何度もやったことがある。その時は高いだけのイーライ・リリー社
製品じゃなくて、効果が同じで値段がぐっと安いインドのジェネリック
を勧めて、輸入から医者に渡すまでやったけどね。

医薬品の個人輸入禁止は、既得権益にしがみついてる守旧派が
持ち出したこと。海外で認可されている医薬品を日本で服用して
何が悪い?それとも、○○と言う薬は香港で服用すれば効果が
あるけど、日本で服用すれば毒になると思ってるの?

ま、とにかく医薬品の個人輸入規制なんて憲法違反が見送られたのは良いこと。--あんたのように、院外処方からのキックバックで儲けてる医者には残念だろうけどね。

・・・・・・・・・

面白いメールだったのでお返事してみました。

以下、僕が書いた全文。

・・・・・
(本名)さん (だってメールアドレスのところに名前が書いてあったんだもん。。。)

貴重なご意見ありがとうございました。

医薬品の個人輸入の仕組みなどもこの先教えて頂けると幸いで
す。

また辛辣なメール頂けるのを楽しみにしております。

PON
・・・・・

あれからもう1週間くらいたつんだけどなぁ。

返事来ないなぁ。

失礼なお返事しちゃったかなぁ(笑)。

ちなみに、読者の方に誤解されないように言っておきますが

院外処方のキックバック制度なんてありませんよ。

念のためアドバイスしておきますが

この先、医薬品の個人輸入代理業をして

何か問題が起きた場合(副作用を含めてね)

おそらく輸入代理業者の責任が問われる時代が来るでしょうね。

十分にリサーチして、信頼できる取引先から輸入したほうがいいと思いますよ。

偽者も多く出回ってるでしょうし。

なーんてタケノコ医者が忠告することじゃないか(笑)。

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医薬品の通販規制

先日、池田信夫氏の論評をもとに

「インターネットにおける医薬品の販売規制」についてエントリーを書きました。

何人かの方からご意見をお伺いして、いろいろと裏事情まで教えて頂けました。

本日のYAHOOニュースで大きく取り上げられていましたので

再度、追加のエントリーを書きたいと思います。

まず、YAHOOのニュース↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081222-00000005-cbn-soci

「医薬品の通販、規制強化は是か非か?」

という内容。

ネットでの医薬品販売に規制をかける方向で動き始めた厚労省に対し

規制反対の楽天、ヤフーなどの企業と

規制賛成の薬事師会を始めとする団体。

改めて思うことは、もっと議論が必要なんじゃないかということです。

皆さんも一緒に考えてみませんか??

まずですね、

一般用医薬品(処方箋なしで買えるお薬ね)は新たに第1類、第2類、第3類とリスク(副作用)によって分類されます。

例えば第1類
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/ippanyou/daiichirui.html

内容を覗いてみると

テオフィリン(喘息のお薬)

これは血中濃度が上がりすぎると、テオフィリン中毒と言って

重篤な副作用を起こすことのある成分です。

一方で

ラノコナゾール(水虫のお薬、病院では「アスタット」)

も載っています。

ラノコナゾールの一般用医薬品はゼファーマが出す「ウィンダム」です。

続いて第2類
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/ippanyou/dainirui.html

漢方では

「葛根湯」は皆さんよくご存知だと思いますし

「紫雲膏」「十味敗毒湯」「小柴胡湯」などは

アトピーの治療に使い方もいますね。

その他、市販の風邪薬で有名な成分

「アスピリン」「アセトアミノフェン」「イブプロフェン」

また、皮膚科領域では

「ブフェキサマク(病院ではアンダーム)」「ヘパリン類似物質(同じく:ヒルドイド)」

水虫のお薬では

「ブテナフィン」

病院では「ボレー」市販では「ブテナロック」

などなど、多数の成分が該当します。

そして、第3類
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/ippanyou/daisanrui.html#

「亜鉛華軟膏」「ビオチン」「ワセリン」「尿素」といった

皮膚科では馴染みのある成分など多数記載されています。

今回、ネットで販売規制されるのは第1、2類に分類される医薬品。

つまり、第3類のみネット販売可能となります。

アトピーの患者さんの場合、

漢方はまずネットで買えなくなります。

亜鉛華軟膏やワセリンはセーフ。

皮膚科ジプシーの患者さんにはちょっと困ったことになるかもしれません。

第1類は薬剤師さんのいる薬局でしか購入出来ませんが

第2類に分類される医薬品は、新たな資格である「登録販売者」のいるコンビニでは買えるようになります。

では、

ネットを管理している人が薬剤師さんの場合はどこまで販売できるのか?

原則通り、第3類の医薬品のみです。

これは厚生労働省が掲げる「対面の原則」を満たしていないため。

専門家と購入者が顔を合わせることで、正しい知識が伝わるとする考え方です。

ちなみに、この「対面の原則」は薬事法には記載されておらず

法的な縛りがある決まりではありません。

さぁ、

なんだかおかしなことになってきました。

水虫のお薬で考えてみると

「ウィンダム」は薬局でしか買えないけど

「ブテナロック」はコンビニでも買える。

でも、ネットではどれも買えない。。。

僕はもともと「ネットでの販売規制」は賛成の意見でしたが

中身を知れば知るほど、

「ネットは危険だから。。。」といった深層心理が働いた体裁を整えただけの法改正に思えてきました。

登録販売者がいるコンビニで買う医薬品なら安全で

薬剤師が運営するネットの販売は危険??

みんな利益を守る為に必死で

規制賛成側も反対側も、患者さんを引っ張りだしてきて

本当に患者さん(消費者)のことを思って考えている人が少なすぎますよね。。。

ちなみに、海外から個人輸入する薬に関してはこれらの規制の対象になりません。

薬の輸入代行業者というものもありまして

これは薬事法にはまったく触れないんですね。

アトピービジネスやバイアグラビジネスの実態を考えると

もっと他に(最初に)法整備しなきゃいけないことがあるんじゃないかと思ってしまいます。

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薬のネット販売規制

インターネットでの薬の販売規制が来年4月からされそうです。

これを巡っては、楽天やヤフーショッピングが反対しています。

また、インターネットでの販売規制を日本薬剤師会をはじめとした団体は共同声明を出しています。

それぞれが、それぞれの利益に関わる事なので当然の事だと思います。

みんな自分のところで薬を取り扱って、売ったほうが利益になるわけですから。。。

この問題について経済学者の池田信夫氏は以下のように記事を書いています。

http://ascii.jp/elem/000/000/195/195562/

まぁ、要約してしまうと

薬の販売はネットでも対面方式でもリスクは同じだし、工夫すれば安全に販売する事も出来る。

「規制すると、何が起こるだろうか。高齢者や障害者、あるいは不便な土地に住んでいる人は、薬を買いにくくなるだろう。それでもどうしても必要な人は、海外のサイトから個人輸入できる。たとえば日本で売っていない睡眠薬なども、Amazon.comなどで買うことができる。こっちは質問も説明もなく、事故が起きても対応しようがない。」

として、海外からのネット購入が増えリスクが高まると主張しています。

また、

「薬害被害者団体は「大衆薬でも薬害が起きる」というが、問題は薬にあるのだから、ネットを規制しても解決にはならない。何か事件が起こると、すぐ「行政が規制しろ」と騒ぐメディアにも責任がある。」

とし、消費者中心の社会は自己責任、としている。

皆さんはどう思いますか???

ネットで薬が買えなくなるのはいい事?悪い事?

僕自身の意見としては

ネットで薬を変えるシステムは確かに便利だけど、商品を見分ける目を消費者(特にこの場合は患者さん)が持っていない段階では危険、なんじゃないかと思います。

そもそも池田信夫氏は、現在、どんな層がネットで薬を購入して、どれくらいの問題がおきているのか調査してあるんだろうか。。。

「高齢者や障害者、あるいは不便な土地に住んでいる人」が薬を買いにくくなるのは想像できるが、本当にこういった方たちの多くがネットで薬の購入をしているのだろうか。。。

そういうデータがどこかにあるんだろうか。。。

この規制で海外からの薬の個人輸入が本当に増えるんだろうか。。。

最後に

「日本薬剤師会は厚労省から常務理事を天下りで受け入れ、参議院議員も出す自民党の集票基盤の一つだ。」

としているが、それでは最初に規制反対の声明を出した楽天はどこの政治的、宗教的な思想も持っていないのだろうか。。。(本当に消費者のためを思っての反対??)

僕が今までアトピービジネスを勉強してきて、思うことは

「頭の良い(?良くなくとも影響力のある?)人が弱い立場の人を守ってあげないと、弱者は確実に食い物にされる。」

ということ。

自己責任で商品を選べる人は、対面だろうがネットだろうが悪いものには引っかからない。

知能指数が高くても、精神的に参っている状況では正しく判断できない時もある。

池田さんはずっと勝ち続けて、強かった人なんでしょうねぇ。

負けることがある、という思想がみられないもん。

「自己責任」

って言い切れる人は、自分はだまされない、って思っている人たちのように感じてしまう。

悪用する人が出て、だまされる人が出て、それは自己責任って言い切れるのは自分が強いときだけ。

年をとって、判断能力が落ちて、今までのように難しい事を考えられなくなっても、同じ事が言えるんだろうか。。。

強い自分、影響力のある自分が作り出した社会に、年をとってから暮らす事になることを考えているんだろうか。。。

なかなか弱い立場の人って、声を上げないし

その中で声をあげる人たちは、弱い人の中でも強い人たちだし。

何も言わず、何も表現できず

静かにおうちで傷ついている人たちの方が多いんじゃないかな。。。
(って、データはないですけれども。。。)

このネットでの薬販売を巡る攻防は今後も追ってみたいと思います。

池田信夫氏に反論するなんてやりすぎかな(苦笑)。。。

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